■2021年/第48回衆議院議員補欠選挙 公示日:2021/4/13(火)」) 投・開票日:2021/4/25(日) ▶北海道選挙管理委員会事務局
この勝利を次なる総選挙での
市民と野党の共闘とその勝利に向けての大きな弾みへ
衆議院北海道2区補欠選挙で市民と野党の統一候補である松木けんこうさんが当選確実となりました。
今回の補選は収賄罪で在宅起訴された吉川元農水相の議員辞職によるもので、自民公明の与党側は候補擁立を見送りましたが、菅政権が成立後初めての国政選挙として、国民の側から厳しい審判を突き付ける絶好の機会でした。
なんとしてでも市民と野党の共闘によって統一候補を実現し、圧倒的な差で勝利することで、年内に予定されている総選挙での共闘にも弾みをつけたいと思っていました。
市民の風・北海道は12月末から道内の立憲野党に対して共闘と統一候補の実現に向けての協議をよびかけました。1月には市民と野党の共同街宣とシンポジウムを開催し、2月中には共闘合意と統一候補実現にこぎつけるかと思っていたところ、松木けんこうさんの政治資金についての収支報告書の訂正などがあり、その説明を求めることなどで時間がかかってしまいました。
3月にはいり、告示まであと一か月が迫る中、長野県での市民と野党との間で政策協定が結ばれ羽田氏が統一候補となり、北海道でも政策協定への動きを急がせようとしたところ、長野での政策協定に連合と国民民主党がクレームをつけ、それに対して立憲民主党本部がバタバタするということが起きました。
この影響で北海道での政策協定にむけての協議は難航し、合意に至るまで時間がかかってしまいました。なんとか合意に達し、調印式を行ったのは告示日も迫った3月28日のことでした。選挙戦が始まってからは、市民と野党の共闘の姿を見せるために、選挙区内での共同街頭演説を各地で連続して開催しました。
市民連合からは山口二郎さんにも応援に来ていただきました。今回の共闘の取り組みでは、途中で様々な問題や困難が発生しましたが、そのつど共闘した立憲民主党道連、日本共産党北海道委員会、社民党道連の皆さんと知恵を出し合いながら打開策を協議してきました。
それは、この5年間に積み重ねてきた共闘の歴史による信頼関係があったからだと思います。まだ最終的な投票結果は明らかになっていませんが、全投票者のおよそ半数が統一候補の松木けんこうさんに投票し圧勝となると思われます。
この選挙での勝利を、次なる総選挙での市民と野党の共闘と、その勝利に向けての大きな弾みとしていきたいと思います。 (2021/4/25 共同代表 川原茂雄)
北区・東区の会からのお礼
衆院2区補選で市民と野党の統一候補となった松木けんこうさんの勝利のために応援してくださったみなさん、本当にお疲れ様でした。
北海道2区、長野、広島での勝利により、自公政権NO!の民意が示されました。
この間、実にさまざまな困難にぶち当たってきました。今後解決していかなければならない課題も明らかになってきました。
でも、とにかく今は、みなさんと一緒に勝利を祝いたいと思います。
ありがとうございました! (市民自治と平和をめざす北区・東区の会)
◇ 過去道2区選挙結果
◇ 風/事務局総括
(山口たか@事務局&共同代表)
二区補欠選挙ではみなさま、おつかれさまでした。
松木けんこうさんが当選して、とりあえずよかった、という声がほとんどです。おめでとうございます。
北区東区の会のみなさんの頑張り、風のスタッフ、会員の方の、連日の街頭宣伝など本当にお疲れ様でした。
選挙から早、10日、みなさま、連休はいかがおすごしですか。
札幌はまん延防止等重点措置の適用を政府に要請する予定とこのとで外出もできない状況が続いています。それについては、置いておいて。選挙の反省、総括について27日事務局で話しあいました。
おそくなりましたが、概略をお伝えします。統一候補までの経過は、25日、川原代表から報告がありました。
★野党統一候補として勝利したことは、よかった。総選挙に追い風になる
★松木さんに一本化するにあたり、時間が迫っていたこともあり、急いだのでは、、、必ずしも会員集会で、みんなが政治とカネの問題で納得できたわけではない
★北区東区の会の奮闘、風の、立憲の政連車を借りての5回の街頭宣伝もがんばった
★広島、長野とあわせ、三選挙の勝利、菅内閣初の国政選挙。菅政治NO!の意思表示ではないか
★共闘まで本当に大変だった。総選挙本番はもっと大変だろう
★風の主催の街頭宣伝に、立憲、共産、社民の議員や幹事長が参加して演説したが最後まで、松木さんとは合流できなかった。(共産党との共闘に反対している勢力が)
★風が利用されているのでは、、、
★投票率は低かったし、風の「投票に行こうキャンペーン」は課題が残ったのでは
★6人も候補が乱立したが松木さんの得票率は50%に届かなかった、本番で、自公維が統一候補を擁立したら勝てないのでは、、、
などなど、いろんな意見が出ましたが、(当日参加できない方からの書面での意見や山口個人の感想も含めて)
リモート会議でしたので、今ひとつ、消化不良の感はいなめませんでした。
総選挙も刻刻と迫っています。次のステップへむけても、議論の続きは、外出自粛要請の期間が終了したあと、対面で行うことになりました(ZOOM併用)その後、会員の皆さまとの意見交換も実施していきたいし、事務局総括が正式に発信できると思います。
※おまけ(これは事務局の議論とは無関係です)
開票当日は、20時にすぐ当確がでたので、松木さんもすぐに事務所に到着し、万歳三唱がありました。
風と北東の会から花束贈呈。(北区の土井さんが準備してくれました、お金も出してくれました)
北東の会や風のメンバーは隣室でスタンバイ。一通りの記者会見も終了後、我々の待機している部屋に松木さんがはいってきて、みんなに御礼を述べました。
おめでとう、おめでとうの声を背後に聞きながら、松木さんは山口の前の席に座り、こんなことを述べました
「強者とか弱者とか、勝ち組とか負け組とか言われるけれど、コロナであっと言う間に一変するんだよね」「昨日まで富んでいた人も、コロナで多くのものを失ったり、仕事を失ったり、、、。お店も、店じまいを余儀なくされたりした人もいるけれど、単にその人、その店の問題だけでない。町に賑わいがなくなり、暗くなり、街づくりにも影響が大きい。コロナでそんなことを痛感した。」幸せの土台作りの、原点がそんな経験から出ているのでした。
「政治は土台作り。それが、すべての人が生きやすい社会の礎ですね」と言いましたら、「そうなんだよね~」と。松木さんという人のちょっと意外な面でした。
北海道新聞の記者から「あの時何を話していたんですか?」と聞かれたり。★長々とすみません
【プラカード】
【投票に行こうチラシ/1刷:3000枚】
【松木さん似顔絵】
【市民の風ビラ】
【政党/応援団体ビラ】
※ 松木さんショット(SNSなどからの拾い物もあります)
4月19日(月)
読売新聞と朝日新聞の情勢調査です。
▷衆院北海道2区 立憲前職が優勢 (朝日新聞)
https://digital.asahi.com/arti
▷参院広島 野党系やや先行、追う自民 (朝日新聞)
https://digital.asahi.com/arti
▷参院長野 羽田氏リード、追う自民 (朝日新聞)
https://digital.asahi.com/arti
▷参院広島は宮口・西田氏が横一線、長野は羽田氏やや先行…(読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/elec
◇ 補選までの経緯